2017.8.15第27回8・15を語る歌人の会

日時 2017.8.15(火)午後1時30分開会

場所 日比谷図書文化館コンベンションホール

 

「短歌リーディング」

タイトル「2017年 夏」

出演 金子 貞雄(作風)  沖 ななも(熾)  石川 勝利(花實)

   春日いずみ(水瓶) 

H28.8.14  第26回8・15を語る歌人の集い

日時 2016.8.14(日)午後1時30分開会

場所 日比谷図書文化館コンベンションホール

 

「短歌リーディング」

タイトル「国のかたち」

出演 金子 貞雄(作風)  沖 ななも(熾)  石川 勝利(花實)

   春日いずみ(水瓶) 

H27.8.15 第25回8・15を語る歌人の集い

日時 2015.8.15(土)午後1時開会

場所 日比谷図書文化館コンベンションホール

 

「短歌リーディング」

タイトル「平和をあきらめない」

出演 金子 貞雄(作風)  沖 ななも(熾)  石川 勝利(花實)

   春日いずみ(水瓶) 柏木節子(合歓) 加藤英彦(ES) 三枝むつみ(水瓶)

   田村広志(かりん) 水野昌雄(短詩形文学)

H26.8.15 第24回8・15を語る歌人の集い

日時 2014.8.15(金)午後1時開会

場所 新宿・日本青年館(中ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「今こそ、詠わん」

出演 金子 貞雄(作風)  沖 ななも(熾)  石川 勝利(花實)

   春日いずみ(水瓶) 関根和美(地中海)

H25.8.15 第23回8・15を語る歌人の集い

日時 2013.8.15(木)午後1時開会

場所 新宿・日本青年館(中ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「戦争と平和 その時あなたは・・」

出演 金子 貞雄(作風)  沖 ななも(熾)  石川 勝利(花實)

   かすがいずみ(水瓶) 原田 清(槻の木) 大畑 悳子(熾)

   さいとうなおこ(未来)

    

H24.8.15 第22回8・15を語る歌人の集い

日時 2012.8.15(水)午後1時開会

場所 新宿・日本青年館(中ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「戦争とは・・ある兵士の歌」

出演 金子 貞雄(作風)  沖 ななも(熾)  石川 勝利(花實)

   春日いづみ(水瓶)  田村 広志(かりん)

H23.8.19 熊谷市立奈良中学校

平和を考える授業

先生と生徒で演じる

短歌リーディング「ある戦争遺児のうた」

日時 平成23年8月19日(金)

場所 熊谷市立奈良中学校体育館

出演 生徒・先生・金子貞雄

観客 全校生徒と先生と保護者

 

H23.8.15 第21回8・15を語る歌人の集い

日時 2011.8.15(月)午後1時開会

場所 新宿・日本青年館(中ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「いま生きているわたしたちとして」

出演 金子 貞雄(作風)  沖 ななも(熾)  石川 勝利(花實)

   春日いづみ(水瓶)  さいとうなおこ(未来)  大畑 悳子(熾)

 

金子貞雄の朗読歌

釈超空歌集『倭(やまと)をぐな』「竟(つい)に還らず」より

我どちにかかはりもなきたたかひを 悔いなげけども 子はそこに死ぬ

 

たたかひに果てし我が子のおもかげも、はやなごりなし。軍団(イクサ)解けゆく

戦ひに果てにし子ゆゑ、身に沁みて ことしの桜 あはれ 散りゆく

戦ひにはてし我が子を思ふとき 幾ほどもなき命 なりけり

たたかひに死にしわが子の 果てのさま-委曲(ツバラ)に思へ。苛(カラ)き最後を

たたかひに果てし我が子の歌 選りて、書(ふみ)につくれど、すべあらめやも

戦ひにはてし我が子のかなしみに、国亡ぶるを おほよそに見つ

 

あさましき 歩兵士官のなれる果て 斯くながらへむ我が子に あらず

愚痴蒙昧の民として 我を哭かしめよ。あまりに惨(ムゴ)く 死にしわが子ぞ

いきどほろしく 我がゐる時に、おどろしく雨は来たれり-。わが子の声か

 

等々・・・。

 

H23.5.14 加藤克己を語る会

日時 平成23.5.14(土)
場所 さいたま文学館 文学ホール

 

加藤克巳短歌リーディング         金子 貞雄

 

処女歌集『螺旋階段』より

 旗ばかり人ばかりの駅高い雲に弾丸(たま)の速度を見送つてゐる

 

第三歌集『宇宙塵』より

 七階からみおろす午後の がらくたの あのごみどもの 虫けら達の ああめちゃめちゃの東京の街

 

第四歌集『球体』より二首

 あかときの雪の中にて 石 割 れ た

 白日下変電所森閑碍子無数縦走横結点々虚実

 

第十歌集『ルドンのまなこ』より二首

 日はのぼり日はまた沈むいつのときもわれに凜たり心の一樹

 核弾頭五万個秘めて藍色の天空に浮くわれらが地球

 

第十九歌集『夕やまざくら』より二首

 悲しみのあとにはかならずよろこびがよろこびのあとにはかならず悲しみがくるかくてくりかえしくりかえしつつ老いゆくわれか

 これをもて歳末路上転倒顚末の記を終えよき新年を迎え創作活動ほかわが本命にゆっくりしっかり踏み出す覚悟 よきかな平成十七年 あけよ明るくあけよ

 

H22.8.15 第20回8・15を語る歌人の集い

日時 2010.8.15(木)午後1時開会

場所 新宿・日本青年館(中ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「空襲・戦火に追われて」

出演 金子 貞雄(作風)  井ヶ田弘美(かりん)  大畑 悳子(熾)

   沖 ななも(熾) 下村すみよ(短詩形文学) 春日いづみ(水瓶)  

   加藤 英彦(Esカント)  菊池 豊栄(作風)

H22.8.1 2010夏 文学の集い

2010夏文学の集いプログラム

――短歌・いのちの森の物語――

 

主催 埼玉県文化団体連合会・文学部

後援 さいたま文学館・埼玉県歌人会・熊谷短歌会

日時 201081日(日)午後2時開演

場所 さいたま文学館 文学ホール

 

第2部

*短歌リーディング「ある戦争遺児の歌」

出演 金子 貞雄  加藤 英彦  大畑 悳子 

   沖 ななも  さいとうなおこ  下村 すみよ

   水野 昌雄

H21.8.15 第19回8・15を語る歌人の集い

日時 2009.8.15(木)午後1時開会

場所 新宿・日本青年館(中ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「女ひとりの戦後」

出演 金子 貞雄(作風)  井ヶ田弘美(かりん)  大畑 悳子(熾)

   沖 ななも(熾) 下村すみよ(短詩形文学)  春日いづみ(水瓶)  

   加藤 英彦(Esカント)  水野 昌雄(短詩形文学)

H20.8.15 第18回8・15を語る歌人の集い

日時 2008.8.15(木)午後1時開会

場所 新宿・日本青年館(中ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「ある戦争遺児の歌」

出演 金子 貞雄(作風)  大畑 悳子(熾)  沖 ななも(熾)   

   さいとうなおこ(未来)  加藤 英彦(Esカント)

H19.8.15 第17回8・15を語る歌人の集い

日時 2007.8.15(木)午後1時開会

場所 新宿・日本青年館(中ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「歌集 八月十五日を読む」

出演 金子 貞雄(作風)  井ヶ田弘美(かりん) 

   さいとうなおこ(未来)

 

この模様は、8月16日の「朝日新聞」朝刊に掲載されました。

H18.8.15 第16回8・15を語る歌人の集い

日時 2006.8.15(木)午後12時30分開会

場所 池袋・東京芸術劇場(小ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「あきと哲久 その生と歌と意志」

出演 金子 貞雄(作風)  井ヶ田弘美(かりん)  大畑 悳子(熾)

   さいとうなおこ(未来)  田井 安曇(綱手)

H17.8.15 第15回8・15を語る歌人の集い

日時 2005.8.15(木)午後12時30分開会

場所 池袋・東京芸術劇場(小ホール)

 

「短歌リーディング」

タイトル「短歌を唱する」

出演 金子 貞雄(作風)  今井恵子(BLEND)  大橋 榮一(短歌21世紀)

     大畑 悳子(熾)     沖 ななも(熾)   河路 由佳(新暦)

   さいとうなおこ(未来)  丹波 真人(コスモス) 平林 静代(かりん)

    

金子貞雄の朗読歌

宮 柊二歌集『日本挽歌』より2首

新聞配達として働きき戦争に兵たりき今宵四十歳の矮(ひく)き影あり

かへりみて吾等生きつつあらしむべしすこやけき平和ひろき独立

宮 柊二歌集『藤棚下の小室』より2首

被曝せし體の膿(のう)に湧く蛆をかたみに爪に取りあひしとぞ

吾等いかに成り行かむとも核實驗の反對續けたしと靜かに訴ふ

宮 柊二歌集『忘瓦亭の歌』より1首

戦争を深く憎みて憎むまでに知る恐れより語らずわれは

宮 柊二歌集『純黄』より1首

中国に兵たりし日の五ヵ年をしみじみと思ふ戦争は悪だ

 

金子貞雄歌集『邑城の歌が聞こえる』より2首

父あらば父あらばとて野に建てる大雁塔の芯を登れり

魚となり 父還りこよ 蒼蒼とわれの頭蓋はいつの日も海